【空手】東京オリンピック候補の組手強化選手一覧(男子)

空手

2020年東京オリンピックで日本発祥の武道である空手が正式に競技種目として採用されました。

空手は様々な流派やルールがありますが、東京オリンピックでは「伝統空手」が競技となっています!

 

全日本の強化選手は複数名いますが、強化選手以外にもオリンピック日本代表の候補選手はいるのでしょ

うか?

とても気になるところですが、この記事ではオリンピックで日本代表の候補となる全日本組手強化選手の中で

も特に有力と言われている選手を調べてみました。

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男子60~67kg組手強化選手

男子の60~67kgの階級で有力な強化選手を何名か紹介します。

東京オリンピックでは60kg級と67kg級は統合されて67kg級となるようです!

篠原浩人(しのはらひろと)

・生年月日:1989年6月2日

・年齢:30歳

・身長:175cm

・体重:70kg

・出生地:大阪府

・所属は株式会社マルホウ

スピードが速く、的確に相手の動きを見てカウンターを狙うなどレベルが高い技術を持っていますね!

多くの大会実績があり、世界選手権では団体組手にてメダルを獲得もしています。

2020年の東京オリンピック67kg級では日本代表選手として最も選ばれる可能性が高いかもしれませんね!

佐合尚人(さごうなおと)

・身長:171cm

・体重:60kg

・出生地:東京都

7歳から空手を習っており、2015年の実業団の全国大会では準優勝しています。

2018年の世界選手権では初出場で銀メダルを獲得するなどの実績があります。

フットワークが軽く、自分から前に出て相手にプレッシャーをかけていく動きが良いですね!

細かくフェイントを入れるなど技術面も優れている選手です!

南友之輔(みなみゆうのすけ)

・学歴:近畿大学

前に出てプレッシャーを与えていく攻撃的なスタイルが特徴ですね!

大学生ということで年齢も若くこれからの成長も楽しみな選手です。

船橋真道(ふなはしまさみち)

学歴:近畿大学

現在:株式会社AGP

軽快なフットワークとディフェンス力が高いですね!

冷静に相手を見ていることがわかります。

勝負所では中段突きをイメージしていたそうで、意地で掴み取った優勝とコメントしていました。

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男子-75kg級組手強化選手

男子-75kgの階級の選手を紹介します!

75kg級はもっとも多くの選手がひしめき合う階級となっており、この階級だけは75kg級として確立されて

おり、統合はされていません。

西村拳(にしむらけん)

・生年月日:1995年12月31日

・出身地:福岡県

・身長:180cm

・体重:75kg

空手道界のプリンス」というニックネームがあるくらいイケメンと有名!

3歳のころから空手を始めており、お父さんが元世界チャンピオンの西村誠司さんです。

西村拳選手の流派は和道流だそうで、伝統空手の四大流派のうちの1つです!

高校生の時は全国総体で団体・個人の両種目の組手で優勝しており、近畿大学に入ってからも数々の実績を残

しております。

選手としても超一流ですが、教えるのも上手ですね!

なによりも注目すべきは西村拳選手の上段回し蹴りの凄さです!

変則的な軌道からこの速さで飛んでくる蹴りは実際目の前に立つとおそらく私達には見えないんでしょうね!

恐るべし上段回し蹴りです・・・。

 

東京オリンピック75kg級では西村拳選手は選ばれる可能性は高いかもしれません!

その時はメダルに期待しちゃいますね!!

崎山優成(さきやまゆうせい)

・生年月日:1999年8月28日

・学歴:香川県高松中央高等学校卒業

・出身地:香川県高松市

・身長:180cm

・体重:75kg

父親は崎山幸一さんで日本を代表する空手家と言われており、高校教諭であり、剛柔流空手道日新館の館長と

して指導もしています。

崎山優成選手は5歳から正式に道場に通うようになり学生時代は形・組手の両方を稽古していたそうで、中学

生になった頃から組手をメインに練習をしてきたそうで、中学2年生で全国大会準優勝もしています。

 

崎山優成選手はスピードを活かして相手の虚を突きポイントを取り、守りも隙あらばカウンターを狙うスタイ

ルを得意とし、2018年9月プレミアリーグ・ベルリン大会で優勝しており、他にも数々の優勝実績があります。

 

同じ階級の西村拳選手に勝つことでオリンピック出場の道ができる、とにかくオリンピックに出ることが最大

の目標とコメントしています。

東京オリンピックに出場するための意気込みがずば抜けて高いですね!

それに向けてしっかりと自分の中で何をすべきかも考えているとのことで、今後が期待の選手となっています!

渡邊大輔(わたなべだいすけ)

・生年月日:1989年12月19日

・身長:170cm

・体重:75kg

・出身地:栃木県

・学歴:帝京大学

・所属:NPO法人日本空手松涛連盟

 

75kgの階級では小柄な渡邊大輔選手ですが、高い身体能力の持ち主でリーチの差を埋めて戦う選手です。

相手にプレッシャーを与えていきながら逆突きでポイントを取るスタイルを得意としていたようですが、フッ

トワーク、カウンターなどの技術に磨きをかけています。

 

国内外問わずに優秀な成績を修めており、実績のある選手となっています!

圧力のかけ方がすごく、力強い組手ですね!

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男子-85kg~+85kg級組手強化選手

男子の-85kg~+85kg級の選手を紹介します!

いわゆる重量級と言われる階級でオリンピックでは統合されて+75kg級となっています。

荒賀龍太郎(あらがりゅうたろう)

・生年月日:1990年10月16日

・身長:184cm

・体重:82kg

・出身地:京都府亀岡市

・所属:荒賀道場(剛柔流)

 

空手一家で両親が道場を経営しており、姉の知子さんは世界二連覇、弟の慎太郎は学生日本一という素晴らし

い実績を持つ兄弟がいます。

荒賀龍太郎選手自身も高校生の時に世界選手権の代表に選ばれたり、最年少で全日本選手権を有手するなどの

実績を持っています。

 

世界選手権84kg級で連覇を狙っていた荒賀龍太郎選手は3回戦でベラルーシ選手に0-6で敗退など近年では思

うような成績を残せていないようです。

 

しかしオリンピックに出場するランキングには影響していないようで、東京オリンピック+75kg級に出場す

る可能性はかなり高いのではないでしょうか。

スピードドラゴンというニックネームにふさわしい早技ですね!

圧力すごく、相手が横にステップしても俊敏なフットワークで逃がさず攻撃をしかけポイントを取っていま

す。

相手の動きをよく見ておりカウンターを決めるのも上手で、パワー、スピード、技術の3つが備わった選手

です!

 

東京オリンピックに出場が決まった時、どんな試合を繰り広げてくれるのか楽しみですね!

香川幸允(かがわひでよし)

・生年月日:1987年8月14日

・身長:193cm

・体重:115kg

・出身地:東京都

・所属:テアトルアカデミー

 

香川幸允選手は多くの芸能人が所属するテアトルアカデミーに所属しており、エキストラの依頼やオーディシ

ョンの伝達などの仕事をしています。

 

空手を始めたのは15歳の時で、中学生まではバスケットボールをしていたそうです。

他の全日本強化選手は幼少期から空手を始めている選手が多い中、15歳から空手を始めて全日本強化選手に選

ばれているということは物凄い才能があったか凄まじい努力をしたということですよね!

 

香川幸允選手は2017年7月第10回ワールドゲームズ男子84kg超級で優勝という実績を持っています。

このワールドゲームズは「第二のオリンピック」と言われており、オリンピックには採用されていない競技を

取り入れているそうです。

伝統空手の組手では選手はトントンとステップを踏んでいる印象が強いですが、香川幸允選手はあまりステッ

プを踏まずドッシリと構えている印象です。

大きな体から放たれる技は一発一発に力強さを感じ、寸止めじゃなかったらどうなるんだろうと思ってしまい

ます。

 

仕事と空手の両立はかなりしんどいはずなのに、それをしっかりとこなしてきた香川幸允選手は体力もメンタ

ルも相当に強いと思います。

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まとめ

オリンピックで日本代表の候補となる全日本組手強化選手の中で有力と言われている男子の選手についてまと

めてみました。

もちろん今回紹介した選手以外にも、オリンピックに出場する可能性のある選手はいます。

 

どの階級にも素晴らしい選手が揃っているため、オリンピックの切符を手にするのは誰になるのかとても楽し

みですね!

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