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有馬温泉は泉質も最高!秀吉も愛した日本最古の温泉

温泉

兵庫県にある有馬温泉は、日本三古泉の一つに数えられその街並みは「関西の奥座敷」と呼ばれる風情たっぷり

の温泉地です。

 

歴史は古く日本書紀や風土記、枕草子にも登場していて、金泉・銀泉がありその泉質は非常に珍しい温泉なんで

す。

 

とても有名な有馬温泉をご紹介しますね。

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日本三○○泉に数多くランクインの有馬温泉

よく日本三大○○の湯とかいいますよね?

有馬温泉は遥か昔から、その日本○○泉にランクインしているんです。

 

「日本三古泉」(有馬温泉・道後温泉・白浜温泉)、「日本三名泉」(草津温泉・下呂温泉・有馬温泉)、「日本三

大薬泉」(松之山・草津温泉・有馬温泉)。

 

「日本三名泉」に関しては江戸時代の儒学者・林羅山が作った詞に登場。

枕草子117段には「湯はななくりの湯、有馬の湯、玉造の湯」とあって、こちらも「日本三名泉」(榊原温泉・

有馬温泉・玉造温泉)なんです。(※ななくりを榊原温泉という説の場合)

 

日本って昔から「三大○○」とかってつけるのが好きだったんですね。

ですが、そこにランクインするのはとてもすごい事です。

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有馬温泉の泉質

有馬温泉は泉質が非常に珍しいと言いましたが、国が療養泉とする10の成分のうち7つの成分が含まれている

んです。

これは世界的にもかなり珍しいんですよ。

 

さらに金泉・銀泉があって、それぞれ違うのでご紹介しますね。

金泉

金泉は「含鉄ナトリウム塩化物強塩高温泉」。

赤褐色とか赤銅色といわれる赤茶色のお湯が有名ですが、湧き出した時は無色透明です。

鉄分を多く含むので空気に触れると色が変わり赤茶色になります。

 

舐めるとすごく塩辛いです。

これは塩分濃度が高いためですが、その濃度は海水よりもはるかに高いんです。

行かれた時は試しに舐めてみてください。

びっくりするほど塩辛くてマズイです。(筆者の感想です)

 

ですが、この塩分が肌に薄い皮膜を形成してくれて、体を芯から温めてくれて、湯冷めしにくくしてくれます。

そしてこの塩分、殺菌力が高くて皮膚疾患に効果がある有難い塩分なんです。

それに、天然の保湿成分といわれるメタケイ酸を多量に含んでいるので、肌がツルツルになります。

 

白いタオルも何度もつけていると赤茶色に染まる金泉ですから、流さないで上がったら薄い色の服などは赤く染

まりますし、肌はヒリヒリしたりします。

上がる時は必ずシャワーなどでしっかり流してくださいね。

 

銀泉

銀泉は二酸化炭素泉(炭酸泉)と放射能泉(ラドン泉)の2種類があります。

 

二酸化炭素泉は気泡が出るので、その刺激で末梢血管を拡張し血行が良くなるので高血圧に効果があると言われ

ています。

飲用すると胃液の分泌を促して食欲増進が期待できます。

 

放射能泉は微量の放射能を含む泉質で、温泉成分を呼吸で体内に取り込みます。

そうすることで自然治癒力を高めます。

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日帰り温泉も人気

有馬温泉のホテルや旅館はお泊まりするにはちょっとお高くて予算が・・・、と思われがちですが日帰り温泉は

どうでしょう?

かなりの人気で休日などは多くの方が訪れます。

 

ホテルや旅館にも日帰り入浴できるところがたくさんありますが、2019年4月1日にリニューアルオープンした

温泉テーマパーク「太閤の湯」や、気軽に有名な有馬温泉のお湯が楽しめる共同浴場の「金の湯」「銀の湯」は

とても人気です。

 

共同浴場と言っても有馬温泉の外湯はとてもきれいで立派な温泉施設です。

地元の方はもちろん、観光客や外国人の方も多く利用されていていつも満杯状態になるほど人気ですよ。

 

お値段もリーズナブルで「金の湯」は一般の方で650円(基本料金)「銀の湯」は550円(基本料金)で、2館両方に

入れる2館券は850円なので湯めぐりもいいですね。

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有馬温泉まとめ

遥か昔から人々を癒し、かの豊臣秀吉も愛した有馬温泉。

幾たびかの大火に見舞われ寂れてしまったこともありましたが、湧き出す素晴らしいお湯で疲れや傷を癒し復興

に尽力しました。

 

さらに大地震で壊滅的な被害があった有馬温泉を根本から大改修した秀吉。

大改修が完了した後の有馬温泉に秀吉が入湯することは叶いませんでしたが、今の有馬温泉があるのは秀吉のお

かげなんですよね。

有馬温泉の湯治の力を知っていたからに他なりません。

 

天下統一を果たした秀吉が愛した有馬温泉。

日頃の疲れを癒されに行きましょう。

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